FORIS NOVA×「君の名は。」4K有機ELで観る超絶美麗シーンの数々

「FORIS NOVA」で「君の名は。」4K版を視聴したときのレビューです。

FORIS NOVAとは?

FORIS NOVAは、EIZO初の21.6型OLED(有機ELディスプレイ/モニター)です。
主なスペックは次のとおり。階調と色表示がとても優れています。

  • 解像度:4K 3840 x 2160(アスペクト比16:9)
  • コントラスト:1,000,000:1
  • 表示階調:1024階調
  • 表示色:約10億7374万色(10-bit対応)
  • 輝度:330 カンデラ/m2(ピーク)・132 カンデラ/m2 (標準)
  • HDRフォーマット:HDR10、HLG

FORIS NOVA(EIZOダイレクト)

 

FORIS NOVAの購入レビューは下記からどうぞ。

レビュー | 有機ELモニター「FORIS NOVA」の圧倒的表現力に酔いしれる

「君の名は。」とは?

「君の名は。」は、新海誠監督による日本の長編アニメーションです。

2016年に公開され、主題歌「前前前世」と共に社会現象を巻き起こした大ヒット作。

千年ぶりとなる彗星の来訪を待ち受ける日本を舞台に、夢の中で入れ替わる少年と少女の恋と運命を、圧倒的な映像美とスケールで描いています。

<スタッフ>
原作・脚本・監督/新海誠、キャラクターデザイン/田中将賀、音楽/RADWIMPS

<キャスト>
神木隆之介、上白石萌音、成田凌、長澤まさみほか 

「君の名は。」FORIS NOVAでの鑑賞レビュー

「君の名は。」は、HDRに対応した4K UHD版を鑑賞しました。

鑑賞したポイントは次のとおり。それぞれ、画像と共に解説します。

なお、画像は、引用のためにカメラでFORIS NOVAの画面を撮影したものです。

  1. 「黒浮き」しない美麗な夜空と夜景
  2. 緻密な描き込み
  3. 高コントラスト、豊かな階調表現がもたらす映像美
  4. HDRならではの輝度を楽しむ
  5. 自然な発色と醸し出される空気感

「黒浮き」しない美麗な夜空と夜景

「君の名は。」では、ティアマト彗星という小天体が飛来します。

星空のシーンでは、液晶パネルだと、バックライトで黒がボヤッと明るくなってしまう「黒浮き」が発生しがちです。

FORIS NOVAの有機ELパネルでは、しっかり夜空や暗闇の暗部が表現されていました。

同時に、夜空に瞬く星やオーロラのような尾を持つ彗星の光もキレイに描かれていました。

以下は実例です。

「君の名は。」

美しいタイトルバック(クリックで拡大)

彗星の尾や輝く星々、照らされる雲、そしてタイトルがクッキリ! 暗い夜空がしっかり沈んでいるので、それぞれの美しさが際立っています。

 

「君の名は。」

鳥居でヒロインが叫ぶシーン(クリックで拡大)

輝く星空、その手前にある木々や灯籠も黒つぶれせずきちんと表現されています。

緻密な描き込み

「君の名は。」といえば、緻密に描かれた美麗な背景や風景が印象的ですよね。

まさに4K有機ELパネルの腕の見せ所といったところでしょうか。

以下は実例です。

「君の名は。」

本物さながらのJR新宿駅シーン(クリックで拡大)

「君の名は。」

自然光が差し込むカフェのシーン(クリックで拡大)

「君の名は。」

ヒロインの真面目さが分かるノートの書き込み(クリックで拡大)

「君の名は。」

部室シーン。ゲーム機など小物が描き込まれている(クリックで拡大)

「君の名は。」

部室シーンの一部アップ(クリックで拡大)

ヒロインの三葉が部室で友人とある計画を立てるシーンでは、ファミコンや初代プレステなど歴代のゲーム機が置かれている様子がわかります。

高コントラスト、豊かな階調表現がもたらす映像美

100万対1のコントラスト、1024階調の表示は、もともと美しい「君の名は。」のシーンをさらに引き立ててくれます。

以下、実例です。

「君の名は。」

夜明けを迎える東京(クリックで拡大)

「君の名は。」

日光に照らされる木々(クリックで拡大)

「君の名は。」

街灯に照らされた雪が幻想的(クリックで拡大)

「君の名は。」

主人公たちの邂逅シーン(クリックで拡大)

夕暮れから夜に変わる”誰そ彼時(黄昏時)”のシーンでは、空が見事なグラデーションが表現されています。

逆光で人物はほぼシルエットなんですが、2人の表情も黒つぶれせず確認できるのがスゴい。

HDRならではの輝度を楽しむ

「君の名は。」では朝日や木漏れ日などの演出が効果的に使われています。

カメラだと白飛びがちになってしまいますが、肉眼では自然なまぶしさです。

「君の名は。」

朝日がビルの隙間から差し込む(クリックで拡大)

「君の名は。」

儀式道具がキラリときらめく(クリックで拡大)

「君の名は。」

ヒロインたちが暮らす家(クリックで拡大)

 
「君の名は。」

日光が差し込む演出が多用される(クリックで拡大)

自然な発色と醸し出される空気感

10億色以上を表現できるFORIS NOVAのパネルは、さまざまな場面でその能力を発揮します。

「君の名は。」

紅葉の山中を歩く三葉と妹の四葉(クリックで拡大)

「君の名は。」

祖母・一葉を背負う三葉(クリックで拡大)

「君の名は。」

微妙なさじ加減で配色された雨の街中(クリックで拡大)

「君の名は。」

きらめく湖面、木陰と日なた、山野草、稜線などが一つの場面に同居する(クリックで拡大)

「君の名は。」

街灯と家庭の明かり、ちり積もる雪が美しい(クリックで拡大)

「君の名は。」

組み紐の伝統的な和の色づかい(クリックで拡大)

「君の名は。」

暮れなずむ街並み(クリックで拡大)

自然な発色のおかげで、各場面の空気感が醸し出され、臨場感が増します。

三葉と四葉、一葉が登山する一連のシーンは、とても見応えがあります。

「君の名は。」4K版と2K版の違いは?

「君の名は。」Blu-rayコレクターズ・エディションには、4K UHD版のほかに、2K版(ブルーレイ版)も同梱されています。

いくつかのシーンで、4K版と2K版を比較してみました。

プレーヤーもモニターもパラメータは変えていません。(デフォルトのままです)

「君の名は。」

上が4K、下が2K(クリックで拡大)

2K版の方が、色乗りが派手です。全体的に彩度を上げている感じがします。

 

「君の名は。」

上が4K、下が2K(クリックで拡大)

こちらも2K版のほうが彩度が高いですね。肌色が赤カブりしています。

背景の日光できらめく葉に注目。4K版の輝度の高さは、さすがHDRといった感じ。

 

「君の名は。」

上が4K、下が2K(クリックで拡大)

荘厳さを感じるシーン。4K版は自然な配色です。

自然さを優先するなら4K版、アニメ感を楽しみたいなら2K版

落ち着いた配色で、より自然な、映画らしい表現をする4K版。

派手な色乗りで、いかにもセル画、アニメといった感じの2K版。

好みの差はありますが、観ていて疲れないのは4K版だと感じました。

総評:「君の名は。」は4K+HDR+OLEDと相性がいい

「君の名は。」は、4K・HDR、有機ELディスプレイと非常に相性がいい作品だと感じました。

緻密に描き込まれた超絶美麗な背景、高コントラストや輝度表現を駆使した演出が多いのがその理由です。

今回、レビューのために2回再鑑賞しましたが、改めてその表現力の高さに驚かされました。

地上波だとカットされているシーンも多く、ビットレートも低いので、本来の作品のクオリティを十分に味わえないのではないでしょうか。

ぜひ、4K版を購入し、FORIS NOVAなどの高品質なモニターで鑑賞してほしいです。

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FORIS NOVA×「ターミネーター2」4K有機ELで観る名シーンレビュー | 有機ELモニター「FORIS NOVA」の圧倒的表現力に酔いしれる

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