「ふるさと納税」の返礼品について、総務省は2018年11月16日、見直し要請に応じない市町村を公表しました。
総務省は「行き過ぎた返礼品がある」として、一部の自治体をふるさと納税の対象から外す方針を示し、市町村に見直しを強く求めていました。

今回、ふるさと納税版「ブラックリスト」の最新版が公表されたことで、今もっともお得な納税先が明らかになりました。
返礼率3割超の市町村は激減
発表資料によれば、9月1日時点で、「返礼品の調達額は寄付額の3割以下」という基準を守らない市町村は246から25に激減。
「返礼品は地場産品のみ」という基準を守らない市町村は190から73に減少しました。
ほとんどの市町村が、総務省の「基準を守らない自治体はふるさと納税の対象外とする」という伝家の宝刀に屈した格好です。
基準を守らない「お得な7市町村」が明らかに
今回の調査で、基準を2つとも守らなかった市町村は以下のとおりです。
市町村名をクリックすると、返礼品を確認できます。
見方によっては、これらの7市町村が、今もっともお得なふるさと納税先といえるでしょう。
(2月9日追記)そして泉佐野市だけが残った
総務省からの指摘を受け、ほとんどの自治体が従来の出品を自粛。
泉佐野市だけが、「100億円還元キャンペーン」で最後の抵抗を見せています。
「100億円還元」泉佐野市サイトにアクセス集中、災害モードに切り替わる事態に(ITMedia)
実際に返礼率3割以上の返礼品を探してみた
本当に返戻率3割以上の返礼品があるのでしょうか?
レビューで高評価なものだけを探して検証してみました。
ヱビスビール/泉佐野市(返戻率54%)
比較:Amazon
黒毛和牛肉A5しゃぶしゃぶ用1kg/泉佐野市(返戻率69%)
比較:Amazon
日本製羽毛掛ぶとん/泉佐野市(返戻率60%)
比較:Amazon
九州産うなぎ蒲焼き大3尾/福智町(返戻率62%)
比較:Amazon
どれも高級品ばかり!わずか1万円~の寄附でもらえるのはうれしいですね。
「2019年確定申告」の対象となるのは2018年12月31日まで
返礼率が30%を越えるような「おいしい返礼品」は、今や絶滅寸前です。
「これだ!」と思った返礼品は、迷わず申し込みましょう。
市町村はどこも12月29日からは「御用納め」といって休暇に入ります。
12月に入ると、一部の返礼品が欠品したり、年明けまで再開しなかったりすることが予想されます。
人気の返礼品はなるべく早く寄附しておくのがおすすめです。
2019年3月の確定申告の対象となるのは、2018年12月31日までの寄附分。
それ以降の寄附は、さらに1年後の控除対象になってしまいます。
ふるさと納税は初心者でもネットで気軽にできる
ふるさと納税は、寄附することで好きな地方自治体を応援できる制度です。
寄附のお礼に、地場産品や工芸品などの返礼品を送る自治体がほとんど。
ふるさと納税を通して、日本各地のさまざまな魅力を知ることができます。
ふるさと納税は、インターネットで初心者でも気軽に納税できるのが特徴。
旬の人気特産品ランキングでおトクな返礼品を選びやすいふるなびが人気です。
一番人気は「ブランド牛」や「和牛」
返礼品の一番人気は「国産ブランド牛」や「和牛」です。
和牛が人気を集める理由は次のとおりです。
- 季節を問わず手に入る
- 肉が柔らかくサシがきれい
- 「ごほうび感」がある
- もらってうれしい、あげてうれしい
すき焼きをしたいなら、赤身と脂肪がほどよく混じった「肩ロース」がおすすめです。
迷ったら一番人気の牛肉を選べばハズレはないですね。
返礼品選びに迷ったらふるさと納税サイトの「ランキング」が役に立つ
ほかの自治体のことって、あまりよく知らないですよね。
どんなものが特産品なのか、どんな返礼品が人気なのかは、ランキングを参考にするのが一番。
「ふるなび」なら、旬の人気特産品ランキングでおトクな返礼品を選べます。
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2019年6月追記:ふるさと納税サイトは楽天一択に
2019年6月の制度変更により、返礼品割合が制限されました。
また、ふるさと納税サイトのポイントも制限され、おトクなのは楽天ふるさと納税だけとなりました。
詳しくはこちらの記事から。

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