こんにちは、エルマです。
1月16日の16時30分頃から、17日にかけて仮想通貨市場が暴落しました。
ビットコイン(BTC)の下落に連動して、主要アルトコインをはじめとしたほぼ全ての通貨が広く値下がりしました。
2017年12月から好調だったリップル(XRP)は高値400円から約130円と▲70%近くの下落、ネム(XEM)も高値から▲60%程度落ちています。
2017年12月23日にも全面安の展開がありましたが、今回の下げは体感的にも、時価総額的にもそれを上回っています。
暴落は「いつか来る」とは分かっていても、やっぱり値動きに翻弄されますね。
久しぶりに「仮想通貨ってリスキーだな」と実感しています。
今回、なぜ暴落したのか理由や背景を探ってみたいと思います。
中国の仮想通貨全般に対する規制
一番の原因と見られているのが、中国の仮想通貨に対する規制です。
中国人民銀行(PBoC)の副総裁Pan氏が政府に対して仮想通貨の禁止を促したとのこと。
超速報:ロイターによるとPBoCの副総裁Pan氏が政府に対して「個人間の取引やOTC提供プラットフォーム、更にはウォレットまで禁止する」という完全なるビットコインの禁止を促したと報道。 #ビットコイン #Bitcoin #仮想通貨 #ブロックチェーン #フィンテック $BTC #イーサリアム #中国 #PBoC https://t.co/UPNRAWeyRJ
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) January 16, 2018
中国政府最上級の仮想通貨禁止措置/仮想通貨大暴落の原因か
中国は以前の取引所禁止措置に加えて、アクセスの遮断やウォレットサービスなどほぼすべての仮想通貨サービスが検閲され、政府によって制限されることが政府対談の内容から報告されました。#仮想通貨 #中国https://t.co/V2w1lcz28e
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) January 16, 2018
ドイツ連邦銀行理事の発言
また、ドイツ連邦銀行の理事が世界的規制について言及したそうです。
各国の思惑があるので簡単にはいかないと思いますが、世界的な規制の波及は避けてほしいですね。
仮想通貨全体の今日の暴落はコレか。
ドイツ連邦銀行(中央銀行)のヨアヒム・ビュルメリング理事による世界的な規制への動き。フランクフルトでのイベントで、「仮想通貨の規制において国ごとの規制効果は限定的であるため、国際的な協力を通じた規制のみが効果的だ」と。https://t.co/Qe8IHwDqef
— ポイン♨️仮想通貨ハイパーニート (@poipoikunpoi) January 16, 2018
暴落時に覚えておきたい情報
ツイッターでは暴落時に役立つ情報が発信されています。
いくつか紹介させていただきます。
ビットコインが暴落するとアルトコインも暴落する理由
BTCを基準にした「合成ペア」によって値段が形成されているため、BTCの下落が他のコインに影響するというわけですね。
やはり、図にすると分かり易いんじゃないでしょうか。 pic.twitter.com/d0WnwCRBFw
— 単眼愛(モノアイ) (@mono_i_love) January 12, 2018
毎年1月は暴落月
二番底を探る動き
毎年1月の中旬は、暴落傾向にあるようです。
二番底になっているのも特徴ですね。まだ下がりそうな勢いです。
毎年、ほぼ同じタイミングで大きく下落しているという投稿を見て驚きを隠せない。#ビットコイン#下落#時期 pic.twitter.com/AlIKYHwZBi
— Ryosuke/仮想通貨ブロガー (@RyosukeC_C) January 16, 2018
ネオ(NEO)が急騰
中国のイーサリアムといわれるNEOが急騰しています。中国の思惑もありそうです。
市場が暴落している中、NEOが最高値を記録。理由としては以下。
①中国ICOではNEOの利用が一般的
②開発言語が豊富なため、開発しやすい【仮想通貨】NEO(ネオ)が市場不況にもかかわらず$180ドルと最高値更新(ATH) CoinOnline(コインオンライン) https://t.co/Ufmedeznud #NEO $NEO
— コインオンライン – 仮想通貨ニュース (@coinonline_net) January 16, 2018
【対策】急落時にチャンスをつかむ
暴落はいつまで続くか
二番底があるとすれば、高値の半値、つまりビットコイン(BTC)が110~120万円付近でしょうか。
ここ2日程度は底練りが続くかもしれませんが、仮想通貨独特の急反発もありそうです。
今回の急落が一時的なものであるなら、今から購入する人にとっては、ほぼ全ての銘柄がバーゲン中のがチャンスといえます。
ここから入ったとしても、マイナスよりプラスの方が期待値は高いといえます。
狼狽売りは厳禁
最も避けたいのは、狼狽売りです。
「仮想通貨は終わった」「バブルがはじけた」と市場を去る人以外は、冷静に事態を見守りましょう。
保有銘柄が大幅に下落したときは世界一の投資家ウォーレンバフェット氏の師匠であるベンジャミングレアム氏の言葉を思い出すようにしてます。
「株価が大幅に上昇したすぐ後には絶対に株を買ってはならない。また、大幅に下落したすぐ後には絶対に売ってはならない」
反発がくるということですね!
— トモ@仮想通貨 (@TomoHappyRich) January 16, 2018
リップル(XRP)に勝機あり?
暴落の発端となった中国人民銀行と、リップル社はつながりがあるようです。
BTC暴落→XRPも連動して暴落→XRPの台頭・・・というシナリオもありうるかもしれませんね。
投資である以上、右肩上がりだけを続けることはできません。
急落しても持ち続けられる通貨に投資するのが、一番の暴落対策かもしれません。
今回の中国の規制の発端となった中国人民銀行(PBoC)はRipple社とは良い関係を築いていると思うんだけどなー。去年の秋にPBoCはRipple社を訪問してるんだよね。マジで特定通貨だけ規制の対象外になる展開はあるかもhttps://t.co/zEAOdG8FBu
— えりしー@仮想通貨漫画プレママ (@erishiiiii) January 16, 2018
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